■ラ・バヤデール

■音楽:L・ミンクス,振付:M・プティバ,指揮:A・バクラン,出演:小野絢子,米沢唯,V・ムンタギロフ,新国立劇場バレエ団
■新国立劇場・オペラハウス,2015.2.17-22
■今年みるのは二度目*1。 二幕の舞台美術は素敵だった。 蓮の絵の垂れ幕は開放感溢れていたわ。 衣装も春の軽やかさが一杯ね。 これで三幕の暗さ冷たさがとても引き立った感じがする。 でもダンサーが切り立った岩場から登場するのはちょっと幻滅。 三幕はもっと抽象力が必要なの。 今回は音響がとても立体的に聞こえたわ。 楽器の位置を変えたのかしら? 音響は課題にして欲しいわね。 ダンサーたちは突出感も無く熟されていて調和が取れていた。 ムンタギロフは目立ったけど主役級男性は彼一人だからしょうがないかもね。 楽しかったわ。
*1、「ラ・バヤデール」(ボリショイ・バレエ団)
*NNTTバレエ2014シーズン作品
*劇場サイト、http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/performance/150217_003720.html