■光のない(プロローグ?)

作:エルフリーデ・イェリネク,演出:宮沢章夫
東京芸術劇場・シアターウエスト,2013.11.30-12.8
シアターイースト上演の作品(*1)と同名のためチケット購入時に混乱しました。 同名の美術系と違ってより演劇でしたね。 盛り上げた土一面の舞台。 出演は女性が5名で台詞は詩を読んでいるようです。 しかし流れも内容もよく理解できません。
終演後、演出家と松井周のポストトークがあったので出席しました。 やっぱり演出家もわからないようです。 別の同名作品は文字でこれは発声の違いらしい。 うーんワカリヤスイ! それと太田省吾やテキストと身体の関係の話が続きました。
なぜ太田省吾かというとこの舞台に安藤朋子も出演していたからです。 そう言えばチラシに出てました。 土の色や小道具、瓶や箱の存在感は太田省吾的でした。 照明も似てますね。
しかし役者の身体が違いました。 転形劇場には有る身体の間がイェリネクの詩に無いからでしょう。 テキストと身体の関係は古くて古いことだと話題にしていましたが、ともあれ今年のイェリネクはよくわかりませんでした。