■マルコ・スパダ

作曲:D・F・E・オベール,演出:P・ラコット,出演:D・ホールバーグ,E・オブラスツォーワ,ボリショイ・バレエ団
■イオンシネマ系,2014.5.14-15
ロシアのフルコースを食べて胃が凭れた感じね。 美味しかったけど。 音楽がバレエに妥協しすぎている感じよ。 これで舞台全体に古き良き時代を漂わせることができるのは確かね。 当時のワーグナーより人気があった理由じゃないかしら?
ホールバーグは飛び抜けた上手さだけど、若さのみで踊っているようにみえる。 鋼鉄のボリショイ・バレエ団に似合っているわ。 でも彼自身の個性をそろそろ出す時期ね。
今シーズンを観終わって感じたことがあるの。 それはボリショイ・バレエ団は帝政ロシアの時代が恋しいのよ。 ソビエトの肉体でロシア帝国の夢を見る。 自信を取り戻してきたから、強くて大きい時代に戻りたいということのようね。
*ボリショイ・バレエinシネマ作品
*主催者サイト、http://bolshoi-cinema.jp/