■空白に落ちた男

■作・演出:小野寺修二
■パルコ劇場,2010.7.24-8.3
■笑いのある心地良いリズムで80分を観てしまった。 首藤康之は舞台上で何を考えているのかわからなくて不気味だ。 小野寺修二は顔に現れるので瞬時に何をしたいのかが分かる。 この二人のボケとツッコミが出会って面白さが倍増した。
藤田善宏は近藤良平に似てるし、藤田桃子は顔も日常的だし・・、5人の個性が程良くバランスが取れて舞台に安定感があった。 テーマから外れるが数分でよいから安藤洋子のソロが見たかった。
予備知識無しで見たのでストーリがよくわからない。 簡易なあらすじを配れば親切だったろう。
ひさしぶりのパルコ劇場だったが昔と比較して場内が小さく感じた。 ここのロビーは劇場を取り囲み赤絨毯で椅子もあり食事もでき巾が狭く祝祭的な感じが出ていて歩くと楽しい。 場内の椅子も座り易い。
*CoRich、https://stage.corich.jp/stage/20452